研究者のその後

そう言えば、スーパー、魚屋さんでブラックダイガ-(えび)を見かける事が少なくなった気がする。

あったとしても 結構良い値段だったりする。 

数年前は結構安かったイメージが、、。

フィリピンのバタン湾は、かつてはブラックタイガーが豊富で大量に漁獲されたが、過剰漁獲とマングローブ林の破壊による生育場の喪失により、ほとんどとれなくなったと言う。

期限付きのプロジェクトで、ブラックタイガーの飼育、試験的な放流に成功し、放流が十分に採算性のとれる事業であることを証明したが、残念ながら、プロジェクトの終了により、現在、放流は中断。

そのプロジェクトにかかわった先生が、退職後 ほぼボランティアでフィリピンに渡り

現地の大学と協力してブラックタイガーの放流事業を支援している。

「放流しても、育たなかったりするし、現地では根こそぎ取ってしまう。」

未来を見据えた漁業の教育も大事なのだ!!と。

「でもな~餓えていたら全部取りたくなるよな、、」

一時帰国した先生の姿。

真っ黒に日焼けして、痩せてしまっていた。

(おかげで痛風も完治したと喜んでいましたが、(笑))

もともと目の大きい先生だが、その眼差しは「ぎらぎら」と輝いて圧倒されるほどだった。

一日、2ドルの食費で生活をしてると言う。

コーラーのうまさをはじめて知ったと満面の笑み。(コーラーは高級品らしい)

すてきだな~、、、かっこいいな~

一線を退いた研究者がこうしてかかわる事が大事なのだと思う。

でも、それが難しいのに、飄々とやってしまう。

さて、取りあえず私にできる事

フィリピンでの生活はどうしても野菜不足になるというから

ビタミン剤と青汁を支援しよう~ (^^)v

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