趣味は、、、「読書です。」
「好きな作家は?」と聞かれると、どう答えていいか戸惑う。
好きな作家、読んでいる本を答えるのは、自分の内をさらけ出してしまう気分になる。
好きな作家によって、「ああ、この人はこんな人ね」と思われるのかな、、とか。
そんな訳で、私は一番好きな作家を答えることができなかった。
学生時代、それはむさぼるように読み、この作家に心酔していった。たぶん戯曲を残してすべて読んだのではないかと思う。
父親に全集を買ってほしいとお願いしたが、この作家のスキャンダラスな部分しか知らない父はもちろん却下。
(その代わりに近代文学全集をそろえてくれたが、、、泣)
「三島 由紀夫」 私が一番好きな作家だ。
文体とか、テンポとか、言葉とか、表現とかが自分の感覚に合うかどうか、ただそれだけなのだと思う。
実家の父の書斎に学生時代に買った「豊饒の海 4巻」を発見。
読み返してみようと思う。
あの頃の感性があるのか、あの頃のまま感動できるのか、、、。
そして好きな作家として言い続ける事ができるのか、、。
気負うことなく、いつものスタイル(読書が趣味)で読み始めます。
